小さなシェフセットがくれた、小さな勇気

小さなシェフセットがくれた、小さな勇気

ものづくりをしていると、完成してお渡しした瞬間がゴールだと思われることがあります。

でも、私にとって本当のゴールは、その先にあります。

先日、お客様から、とても嬉しいお話を聞かせていただきました。

今回制作させていただいたのは、子どもたちが身に着ける小さなシェフセット(ユニフォーム)です。

制作にあたって大切にしたのは、「自分で身に着けられること」と、「自分だけの特別な一着になること」でした。

ご担当者様と何度も打ち合わせを重ね、着脱しやすいゴム仕様にしたり、子どもたちが扱いやすいシンプルなデザインにしたり、男女問わず長く使っていただけるよう、生成りとブラウンを基調としたカラーを選び、一人ひとりのユニフォームには、それぞれのお名前を刺繍しました。

どれも、子どもたちが自然と「着たい」「やってみたい」と思えるようにという、小さな工夫です。

後日、お客様から、このようなお話を伺いました。

ユニフォームを身に着けるようになってから、子どもたちが今まで以上に積極的にお手伝いをしてくれるようになったこと。普段は少し恥ずかしがり屋な子も、自分から前に出てお手伝いをしてくれるようになったそうです。

そして、その姿を見た周りの皆さまからも喜びの声が寄せられ、「想像していた以上の変化がありました」と嬉しいご報告をいただきました。

もちろん、その変化を育んでいるのは、日々子どもたちに寄り添い、一人ひとりの成長を見守っている親御様や先生方、団体の皆さまです。

その中で、私が制作したユニフォームが、子どもたちの「やってみたい」「できた!」という気持ちを後押しする、小さなきっかけになれたのなら、こんなに嬉しいことはありません。

このような貴重な機会をいただき、そして嬉しいご報告を届けてくださったTeToTe Kitchen様に、心より感謝申し上げます。

ものづくりは、完成して終わりではありません。

その先で誰かの笑顔や自信につながり、新しい一歩を踏み出すきっかけになること。

これからもby TM embroideryは、一つひとつの想いに寄り添いながら、その先の笑顔につながるものづくりを大切にしてまいります。

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